演劇ユニット『SP@CE』

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オススメ戦争映画 Vol.3 『戦場のピアニスト』。

どうも、猪上です。

オススメ戦争映画、第3段は「戦場のピアニスト」です。

2002年、フランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの共同制作。
原題「The Pianist」。

これも名作ですね。

ロマン・ポランスキー監督のホロコースト映画です。

前回の「スターリングラード」でも触れました、トーマス・クレッチマンがホーゼンフェルト大尉で出演しています。

主人公は、実在するユダヤ人のピアニスト、シュピルマン。

演じるのは、エイドリアン・ブロディです。

このエイドリアン・ブロディの演技が素晴らしいですよね。

「この人、本当に逃亡生活をおくってたんじゃないの?」ってくらいの好演でした。

この映画を見た後、エイドリアン・ブロディが出ていたという理由で、「シン・レッド・ライン」も見ました。

…まぁ、個人的には、そちらはあまりピンとこなかったのですが…。

「戦場のピアニスト」は前回、前々回に取り上げた二作品と比べても遜色ない名作です。

役者の素晴らしさもさることながら、ストーリーや演出が素晴らしいですね。

まず、この映画を見て、実話を元に作られてるとは思えないですよね。

「こんなことが本当にあり得たのか…」というのが最初の感想でした。

そして、演出面に関して素晴らしいのは、リアリティのさじ加減です。

この映画は本当にバランスが絶妙ですよね。

これ以上に過剰な表現にすると嘘臭くなるし、これ以上にライトにしてしまうと物足りなくなる…正に絶妙なさじ加減です。

作品の性質上、もっとヒロイックな作りにも出来たと思うんですよ。

「ピアノが弾きたいんだ!戦場にいても僕はピアニストなんだ!」…みたいな。

…まぁそもそもそんなアツいシュピルマンなんか期待してないよって話もありますが。

そういう、所謂、「お客さんのウケ」を盛り込まず作られたのは、やはり「本物の戦争映画」を作ろうとしていたからではないかと思います。

そして、珍しくも素晴らしいのが、この邦題ですよね。

「戦場のピアニスト」。

一見、普通に思えるのですが、なかなか秀逸なタイトルです。

主人公が「戦場」に放り込まれた「ピアニスト」なので、まぁそのままと言えばそのままなのですが。

この映画、シュピルマンがピアノを弾くシーンが、実はそれほど多くないんですね。

多少、ネタバレを含んでしまいますが…。

冒頭で2~3度、ホーゼンフェルトの前で1度、そして、最後に1~2度。

戦争が激化してから、戦争が終わるまでの間…つまり、この映画の本筋の部分においては、ホーゼンフェルトの前で1度弾いたのみなんです。

それ以外のシーンでは、基本的に強制労働をさせられているか、逃げ惑っているか、床に臥せっているかのどれか。

冒頭で「死ぬなら自分の家で死にたい」とか言っていたシュピルマンでも、いざ戦争が激化するとこんな感じなんです。

途中、1度ピアノを弾く真似事をしてみせますが、その他ではピアニストであることなど、遥か彼方です。

つまりは、そういう皮肉を込めての「戦場のピアニスト」なのかな、と。

シュピルマンほどのピアニストであっても、この戦時下においてはピアニストでいられないんだよ、という皮肉。

そうだとしたら、本当によく考えられた邦題だと思います。

また、この映画は「シンドラーのリスト」と同じか、それ以上に親切な映画なので、あまり戦争映画を見たことがない方にもオススメです。

ただ、戦争映画なのでちょっと過激なシーンもあります(※「スターリングラード」程ではない※)ので、その辺はご理解いただいた上でご覧下さい。



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SP@CE

Author:SP@CE
演劇ユニット『SP@CE』

奈良で活動する演劇ユニット。
2012年6月、始動。


2014年5月 第1回公演「CONNECT」無事、終了致しました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。


2014年5月現在、次回公演に向けて、役者・裏方募集中です!
詳しくは、下記カテゴリ『募集要項』をご覧ください!

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