演劇ユニット『SP@CE』

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オススメ戦争映画 Vol.5 『ジェネレーション・ウォー』。

どうも、猪上です。

オススメ戦争映画、第5段は「Generation War」です。

2014年、ドイツ。
原題「Unsere mutter,unsere vater」。

原題は正確には綴りが違いますが、猪上のスマホからでは文字が出ないようなので、ご了承下さい。

あと、厳密に言えば、この作品は映画ではなく、ドイツで放送されたテレビ戦争ドラマです。

1本90分の全3話。

つまり、全編で4時間30分の大作です。

日本で「戦争ドラマ」と言うと、「話は悪くないけど、やっぱり映画に比べると安っぽさがなぁ~」なんて思われがちですが…この作品に関しては全くの杞憂と言っていいでしょう。

はっきり言って、そんじょそこらの映画なんかより遥かに素晴らしい出来映えです。

この270分という長さも全く気にならず、一気に全編見てしまいたくなります。

一部層からは「(ストーリーが)都合良すぎる」とか言われたりしてるようですが、個人的には全然許容範囲内だと思います。

このレベルでダメなら、もうドキュメント見た方が良いのでは?と。

さて、内容ですが。

この作品は主人公が5人います。

簡単に説明すると↓のような感じです。

○ヴィルヘルム…フリードヘルムの兄。ドイツ国防軍のエリート少尉。お互い口には出さないがシャーロットと両想い。

○フリードヘルム…ヴィルヘルムの弟。文学青年で戦争には否定的。だが、戦争が進むにつれ、その狂気に飲まれるようになっていく。

○シャーロット…野戦病院に志願する看護師。ヴィルヘルムと両想い。前線の野戦病院で様々な厳しい現実に直面する。

○ヴィクトル…仕立て屋さんのせがれ。グレタの恋人。主人公たちの中で唯一のユダヤ人。グレタの助けで出国を謀るが…。

○グレタ…ヴィクトルの恋人。歌手志望。恋人のヴィクトルを助けるため、ドイツ軍中佐の愛人になる。その流れで歌手としての活動も始めるが…。

…ざっと書くとこんな感じです。

つまり、5人が5人とも立場や環境が全く違うんですね。

そして、当然それぞれのストーリーを進めていくわけなんですが…

「あまりに色々やろうとして、どれも中途半端」。

…というのがよくあるパターンなんですが、この作品は本当に5つの話が全部バランスよく作られています。

全員のストーリーが魅力的で、全員が素晴らしいキャラクターをしています。

「こいつの話なくてよかったな」とか、「こいついなくて良くね?」みたいなことが全くありません。

実は、これは結構珍しいことなんじゃないかと思います。

例えば、同じ戦争映画で「ブラック・ブック」という作品があるのですが…これは正に「色々やろうとして、どれも中途半端」な結果になってしまった作品ではないかと思うんです。

基本的に面白い作品ではあるんですが、的を絞っていたら、もっと面白くなったのになぁと。

話が逸れました。

この「Generation War」は以前に紹介した「スターリングラード」の影響をかなり受けているんだろうなぁ(主にヴィルヘルムのストーリー)というのがよく分かります。

最終的には、幾分(本当に幾分)救いがある…のかなぁ…というラストを迎えるのですが、ラストの何とも言えない居心地の悪さ(良い意味で)が大好きです。

この辺は「黄色い星の子供たち」に通じるものがありますね。

シナリオの細かい点に関しては、ここでは割愛させていただきます。

何せ270分もあるので。

ただ、一言で言って絶妙。

少なからず恋愛要素も絡んでくるんですが、これがまた絶妙。

猪上の見た戦争映画でワースト1位に君臨する「パールハーバー」や、「無駄なラブシーンさえなければなぁ…」のジュード・ロウ主演「スターリングラード」のような、甘ったるい感じではないです。

ちょっとネタバレしますが…

シャーロットがヴィルヘルムに放った「何で生きてるのよっ!!」のシーンは素晴らしいです。

あの状態でシャーロットから、あの台詞をぶつけられたヴィルヘルムの心境たるや…。

ちなみに、この作品の登場人物の中で猪上が一番好きなのは、ヴィルヘルムの弟、フリードヘルムだったりします。

彼はねぇ~…いいですよね。

戦争の悲惨さや苛烈さを表現してますよね。

戦地に赴いてからの彼の人生が、そのもの戦争を具現化していると言って良いかと思います。

それでは、そのフリードヘルムが新米兵士から「生き延びる秘訣は?」と聞かれた時に答えた名台詞で締めたいと思います。

「…隣の兵に当たれと願う。いい兵士は臆病なものさ。」
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Author:SP@CE
演劇ユニット『SP@CE』

奈良で活動する演劇ユニット。
2012年6月、始動。


2014年5月 第1回公演「CONNECT」無事、終了致しました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。


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