演劇ユニット『SP@CE』

奈良で活動する演劇ユニット『SP@CE』の劇団員ブログ用ページです。 現在、劇団員(役者、裏方)募集中です!

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公演終了後企画。

どうも、猪上です。

公演終了から、およそ10日ほどが経ちましたが…皆様、いかがお過ごしでしょうか?

猪上は「ナツマチ」の締め企画の準備をちょこっとしたりしてました。

まぁ、特に大したものでもないのですが、公演をご覧いただいた皆様に、最後にもう少しだけ楽しんでいただければと思いまして。

…と言うわけで。

「ナツマチ」の上演後企画としまして、近日中に以下を公開したいと思います。

・オススメ戦争映画 最終回 Vol.9

・「ナツマチ」登場人物別ショートストーリー小説。

…です。

オススメ戦争映画は、特別影響を受けた作品の紹介になります。

登場人物別ショートストーリー小説は、昔からたまにやってた企画なのですが、それを今回久々にやろうかなと。

本編では語られなかったストーリーを小説形式で発表します。

各キャラ毎に、全5本で予定しております。

本当にショートストーリーなので、オマケ感覚で楽しんでいただければと思います。

「いざ発表したものの、書けなかったらどうするよ?」という心配があったので、ちょっとお時間を頂戴しましたが、現時点で8割くらいは仕上がってますので、割とコンスタントに公開していけると思います。

ではでは。

近々アップ予定ですので、もう暫しごゆるりとお待ちください。


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演劇ユニットSP@CE『ナツマチ』終劇。

どうも、猪上です。

7月4日、5日、演劇ユニットSP@CE『ナツマチ』無事終了致しました。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今回はやりたいことが沢山やれた…そんな公演でした。

戦争物を扱ったのもそうですし、劇中にプロジェクターを使い動画を流したのも、新しい試みでした。

お芝居のオープニングムービーのような扱いとして楽しんでいただければと思い製作したのですが…いかがでしたでしょうか?お楽しみいただけましたでしょうか?

全編通しておよそ130分くらいのお芝居でした。

Airflow時代には同じくらいの尺のお芝居は何度かさせていただいていたのですが、SP@CEとしては、初の120分オーバーの長編仕様となりました。

内容も重く、シリアスなものだったので、ほのぼのしたSP@CEのお芝居が好きな方には、申し訳ない気持ちもありつつ、「こういうのもあるのか」と楽しんでいただければ嬉しいです。

今回も沢山の方に助けられ感謝感謝の公演でした。

最近の公演では毎回お世話になっている音響さん…本当にいつもありがとうございます。

今回はこっそり本編出演もしていただき、めちゃくちゃ助かりました。

もう今の我々にとっては、他の方では考えられないくらいの大事な音響さんです。

本当にありがとうございます。

そして、今回急なオファーにも関わらず、快く照明操作を引き受けて下さった、音声館スタッフのホール担当者様、本当にありがとうございました。

嫌な顔1つせず、こちらの急な要望に可能な限り対応して下さったお陰で、今回の公演を無事終えることが出来ました。

多分、「ちょっとしつこいな」と思われるかもしれないくらい何度もお礼を言わせていただきましたが、それでも足りないくらいです。

本当にありがとうございました。

そしてそして。

何よりも、今回の公演にご来場いただきましたお客様。

ありがとうございます。

今回初めてご来場いただいた方、過去の公演を観て、楽しみにご来場いただいた方…色々な方がいらっしゃるとは思いますが…その全てのお客様に心より最大限の感謝を。

皆様のお陰で、我々があります。

皆様お一人お一人が劇団にとっての全てです。

終演後の受付で一言「また次回も楽しみにしてます」そう言っていただけるだけで、全ての苦労が吹き飛びます。

色んなしがらみや、苦労や、葛藤や、疑心を…マイナスなものを、全て吹き飛ばすだけの力があります。

重ね重ね、本当にありがとうございました。

打ち上げ後、眠気と疲労で朦朧とする意識の中、これを書いているので、ちょっと文章おかしいかもしれません。

また後日、ちゃんと書きます。

とにかく、今お伝えできる限りの感謝の気持ちを。



後、差し入れでいただいたサブレが強烈に美味いです。

ありがとうございます。



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演劇ユニットSP@CE『ナツマチ』。

どうも、猪上です。

今から最終公演です。

色々と、やりたいことをやれた公演でした。

頑張ってきます。

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オススメ戦争映画 Vol.8『炎628』。

どうも、猪上です。

オススメ戦争映画、第8段は「炎628」です。

1985年、ソ連。
原題「ИДи и смотри」。

監督、エレム・クリモフ。

さてさて。「炎628」ですよ。

所謂、「良い話系」の作品ばかりを紹介するものだと思っていらっしゃいましたか?

いえいえ。

ここで登場、「炎628」です。

この作品…一般的には、はっきり言って無名な作品でしょう。

見たことがないという方は勿論、聞いたことすらないという方も多いのではないかと思います。

…まぁ、ここまで挙げてきた作品たちも割りとマイナーな作品が多数ありましたが…。

しかし、この映画…戦争映画好きな方々には割りとメジャーな作品だったりします。

どう有名かと言うと…

まぁ、とにかくエグいんです。

グロいシーンとかは、他の戦争映画に比べても、それほど多いわけではないのですが…何せエグい。

よくもまぁこれだけゲンナリする作品が作れたなぁと。

シナリオは勿論、演出も凄まじいです。

鬱戦争映画と言えば、この「炎628」と「ジョニーは戦場へ行った」の2作で決まりではないでしょうか?

あらすじを簡単に書きますと…

お話は二人の少年(その片方が主人公)が銃を拾うところから始まります。

銃を拾った少年は、親の反対を押しきって、意気揚々とパルチザン(抵抗組織のことです)に参加します。

しかし、パルチザンでは怪我人と子供は必要ないと、置き去りにされてしまうんですね。

置き去りにされた少年はとぼとぼと村への帰路につくのですが、そこで一人の少女と出会い、その少女を連れ、村へと帰ることになります。

しかし、村に帰ってみると…村はもぬけの殻。

人っ子一人いないのです。

そう。彼が村を離れている間に、村はドイツ軍に壊滅させられていたのです。

ドイツ軍が村を壊滅した理由は、その少年にありました。

冒頭シーンで少年が銃を拾っているところを、ドイツ軍の偵察機に目撃されていたのです。

それを目撃したドイツ軍が、反乱軍の村だ…ということで壊滅させたのです。

罪の意識に苛まれた少年は、パルチザンとして、残った村人(村から離れたところに生き残りがいたんです)たちのために働くことを決めるのでした…。

…とまぁ、始まりはこんな感じです。

ここまでも、かなりサラッと書いてますが、かなりパンチが効いてます。

ここから先はネタバレ有りで書いていきたいと思います。

ネタバレなしで語れる作品でもないので。







では。

村に帰ってきた少年と少女が、少年の家に残されていたスープを飲むシーンがあるのですが…

…もう…何か…このシーン見ると、暫くはスープ飲みたくなくなること請け合いと言いますか…。

イヤホンとか付けてると、蝿のブンブン飛び回る音が耳に残って仕方ないです。

その後も衝撃シーンの目白押しと言った感じです。

その中でも、最も衝撃的なシーン…多分、この映画を見た人なら、皆印象に残っていると思います。

食糧調達に出掛けた少年が途中、ドイツ軍に遭遇し、ある村に逃げ込みます。

しかし、運悪くその村は、ドイツ軍の襲撃を受けるのでした。

そのドイツ軍の襲撃シーンが…もう…。

「どうすれば人として最低に見えますか?」…という質問の模範解答のような残虐さなのです。

笑いながら村人を殺しまくるドイツ軍。射殺は勿論、燃やすわ、ひきずりまわすわ、挙げ句には車に張り付けて見世物のように冒涜するわ…もうめちゃくちゃです。

しかも、そのドイツ軍のなんと楽しそうなこと…。

そして、このシーンの見せ場…と言うか、メインになるのが…子供たちだけを詰め込んだ教会を焼き払う…というものです。

わざわざ、大人だけを外に出し、子供だけを焼き殺すのです。

そして、事が済んだドイツ軍たちは、これまた楽しそうに帰っていくのでした。

…この過激すぎるシーンが終わった後、深いため息が出ました。

何か色々と考えさせられます。

人はこんなに残虐になれるのか?

戦争という…所謂、「残虐であることの免罪符」のようなものがあれば、望んでこんなことをしてしまうのでしょうか?

…笑えるのか?

スクリーン越しでさえ、眉をひそめてしまうようなことを、どんな気持ちで笑いながらやってしまうのだろう。

多分、このドイツ兵たちも戦争中でなければ、普通の人なんだろうな…普通に可笑しいことで笑って、悲しいことで泣いて、許せないことで怒る…そんな普通の人なんだろう。

これは「シンドラーのリスト」でシンドラーがイザックに対して、アーモンのことを語っていた台詞だが…

「奴も戦時中でなければ、普通の男なんだ。戦争があんな男に変えたんだ」と、そんな感じのことを言っていました。

そして、こういったことを考えさせる映画こそが反戦映画と呼ばれ、一人でも多くの人に見てもらい、考えてもらいたい作品なのです。

表面上の残酷さだけに捕らわれず、作品の本質を感じ取ってもらいたい…そんな1作です。

そして、そして。

このシーンが終わったら、急速に時間が過ぎ、一気に終戦。

先程まで楽しそうに虐殺を繰り広げていたドイツ兵はパルチザンの捕虜に。

そこで捕らえられたドイツ兵の言葉が、上記のシーンにもかかってくるわけです。

「全ては子供から始まる。貴様ら劣等民族は皆殺しだ」と。

全ての始まりは子供である…であるが故のあの殺戮だった…と。

この後、主人公の少年は地面に転がるヒトラーの肖像画に銃弾を撃ち込みます。

銃弾を撃ち込む度に、ヒトラーの姿がどんどん巻き戻っていき…最後には赤ん坊姿のヒトラーになるのですが…そこで少年の指は止まります。

赤ん坊姿のヒトラーを撃てず、その場を離れ、パルチザンに加わり、森の中を歩くシーンで映画は終了。

このラストシーンの捉え方…猪上はこう感じました。

赤ん坊になったヒトラーを撃てなかったのは、ドイツ軍と同じになりたくなかったから…自分はドイツ軍のような真似はしない、という意思の現れから。

…だとは思うのですが…この映画、かなり感情的に作られている映画だと思うんですね。

ならば、「少年はあの場において、そこまで考えただろうか?」と。

少年は深く考えたわけではなく、ただ赤ん坊を撃てなかっただけなんじゃないか?

赤ん坊(とは言っても実際にいるわけではないですが)に向かって、引き金を引くことを少年は善しとできなかったのではないか?

そして、そんな少年の当たり前の倫理観と、笑いながら子供たちを焼き殺したドイツ軍との差を見せることによって、ナチスドイツの残虐性を浮き彫りにしたかったのではないかと思うのです。

戦勝国が作った映画で、これほどまでに嫌悪感を滲み込ませた作品も珍しいですよね。

多分、今、この映画を作れる国はないでしょうね。

ソ連だからこそ作れた映画…という気がします。良くも悪くも。

最後になりましたが、この映画の邦題「炎628」の628というのは、ドイツ軍が焼き払った村の数を表しているそうですよ。


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オススメ戦争映画 Vol.7『1945戦場への橋―ナチス武装戦線―』。

どうも、猪上です。

オススメ戦争映画、第7段は「1945戦場への橋―ナチス武装戦線―」です。

2008年、ドイツ。
原題「Die Brucke」。

ウォルフガング・パンツァー監督作品…恐ろしくカッコいい名前の監督ですね。

これはとても位置付けが難しいのですか…まずこの作品は映画ではなく、ドイツの戦争ドラマとして、テレビ放送されたものです。

全編で90分という短さ、テレビ放送の戦争ドラマ、タイトルが「1945戦場への橋―ナチス武装戦線―」…これだけの要素が揃えば、まぁ十中八九駄作だろう、と。

これだけの情報では、お世辞にも面白そうとは言えませんよね。

ただ、この作品は良い意味で予想を裏切ってくれます。

名作!…とまでは言えなくても、間違いなく良作ではあると思います。

と言うのも、この作品…実はリメイク作品なんですね。

オリジナルは、1959年にドイツで製作された映画「Die brucke」…邦題「橋」という作品なのですが…まぁこれが正に名作という映画なわけです。

なので、このリメイク作品である本作が駄作であるはずは、まぁないわけですよ。

しかし、オリジナルの評価が高すぎるが故に、不当に低評価を受けている気がして仕方ないんですよね、猪上としては。

いやいや、良い作品なんですよ、これ。

確かに緊張感や演出面などを見ると、オリジナルには及ばない感じは否めないのですが、キャラクター一人一人の個性は本作の方がよく作り込まれていると思います。

映像もオリジナルが白黒であるのに対して、全編カラーで作られているため、遥かに見易い作りになっています。

…まぁ、そもそも、オリジナルと比べるのがどうかと…。

あの作品の醸し出す悲壮感は今の映画ではなかなか出せないと思うんですよね。

それなら、何故オリジナルではなくリメイク作品を取り上げたのか?…と言うとですね、それは今回の企画が「オススメ」戦争映画だったからです。

戦争映画を見慣れた方や、がっつり名作映画を見たい!という方にはオリジナルがオススメなんですが、やはり一般の方にはカラーでとっつきやすいリメイク版をオススメしたいなぁと。

あと、一般的な評価だけを見て「何だ、リメイク版は駄作なのか」と思わずに一回見ていただきたいと言うのもあります。

ざっとあらすじを書きますと…

敗戦間近のドイツで7人の少年兵が徴兵されます。

少年たちは戦争ごっこの延長で「国のために」と意気揚々と戦地へと赴きます(※この辺りはオリジナルとリメイクで若干の差があります。リメイクでは主人公があまり乗り気ではないです※)

しかし戦地では、既に敗戦間近であるドイツ軍は少年兵に与えるような任務など何もないのです。

そこで、上官が少年兵に与えた任務…「この橋を守れ」。

何の戦略的価値もない、明日には爆破されてしまう…そんなただの橋を少年たちは命がけで守り抜くのです。

その中で、少年たちはリアルな戦争の悲劇に直面していきます。

…とまぁ、もうあらすじだけで、とてつもない悲壮感が漂っているわけです。

そこで気になるのは、タイトル。

原題の「Die brucke」というのは、英語で言うところの「The bridge」つまり「橋」ですね。

そういう意味では59年の邦題は、極めて原題に忠実に付けられていたと言えます。

そして、リメイク版…「1945戦場への橋―ナチス武装戦線―」。



…何でしょうね、このタイトル。

こう言ってしまうのもなんですが…あまりのセンスのなさに驚愕してしまいますが。

1945とか…ナチス武装戦線とか…どう考えてもタイトルで損してます。

確かに、「橋」ってタイトルもあんまりと言えば、あんまりにもストレートすぎますが…それでもこれよりはまだマシですよね。

こんなタイトルにするなら、いっそ「The bridge」とそのままいってしまうか、英語タイトルに抵抗があるなら、もう「Die brucke」でいいと思います。

ドイツ語は確かに馴染みがないとは思うんですが…こんなシンプルなら、そう気にもならないでしょう。

とにかく、色々な点で損をしている作品であるのは間違いないです。

個人的には、リメイク版を見て貰って、内容を気に入ってもらえたなら、そのままオリジナル版も見ていただきたいな、と思う作品です。


プロフィール

SP@CE

Author:SP@CE
演劇ユニット『SP@CE』

奈良で活動する演劇ユニット。
2012年6月、始動。


2014年5月 第1回公演「CONNECT」無事、終了致しました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。


2014年5月現在、次回公演に向けて、役者・裏方募集中です!
詳しくは、下記カテゴリ『募集要項』をご覧ください!

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